That's Means A Lot

フットボールとマリーンズとアイドルと…

天皇杯準々決勝 VS川崎 〜キングに栄冠を〜

10月後半。フットボールファンならちょっとひんやりとした空気に突き抜けるような秋晴れを見て、ナビスコ決勝の季節の到来を感じ取るはずだろう。きっとこれをわかってくれる人は、外で座ってるだけじゃ寒くなるようになるとJリーグの最終節の季節を感じ取るし、年末の忙しさには傾きかけた西日を浴びながら行われる天皇杯を思い浮かべ、正月のダラダラ具合には高校サッカーのテーマ「振りむくな君は美しい」が似合うというのも理解してくれるであろう。

雨上がりの等々力陸上競技場。試合後のデータを見ると気温は14℃と書いてあるけど、仕事終わりにコートも着ないでスーツ姿で観るには少々寒すぎる気候だった。逆にその寒さのおかげで天皇杯のアンセム「日本サッカーの歌」がとても似合っていた。要は肌寒い気候、理解不能な中立開催の影響でガラガラのスタンド、スポンサーの看板が少なくて妙にだだっ広く感じるピッチ、バックスタンドの真ん中から並ぶアウェイチームの横断幕があれば、元日決勝をかけた日本最大級のカップ戦である天皇杯の雰囲気が完成するのである。f:id:zeroplusalfa:20171027230218j:image

相手は前回大会準優勝の川崎フロンターレ。平日アウェイ且つBS中継があるというのは中途半端に行くのをためらう状況である。カップ戦なので90分で終わらないかもしれない。雨も降っている。それでもスタジアムへ向かう。柏バカだよなあと話してたらパート帰りに一緒についてきた母親がこう言った「アウェイに行こうがテレビでみようが負けた時の悔しさはそんな変わらないけど、勝ったときの嬉しさは違うもん」なるほど心強い。この名言を胸にこれからも柏バカでいよう。

結果的にその格別の嬉しさを味わうことができ、余韻に浸りながらTwitterをみていたら、クリスティアーノとタイトルを獲ったことがないことを知った。いや知ってはいたから改めて気づいたという方が正しいのか。思えば2014年シーズンの天皇杯で吉田政権下で後一歩で浦和に負けて退団していったし、2013年シーズンのナビスコ以来タイトル自体獲っていない。これはいけない。クリスティアーノとタイトルを獲らなくてはいけない。どうやらチーム内で「キング」と呼ばれはじめたとかいう記事があったが、とても良いじゃないか。フランサレアンドロ・ドミンゲスジョルジ・ワグネル…もちろん彼らもすごかったし、彼らのおかげで何度も勝たせてもらったけど、クリスティアーノにはまた何か違うところがある。もちろんとても上手い選手だけど、敢えて下手な言葉を選ぶと、がむしゃらとか必死で胸を打たれるものがあると言うべきか。僕はこの試合に限ったら中川が一番良かったと思うけど、クリスティアーノという選手は、それとは別にそういうことを思わせてくれる選手なのである。きっとそれこそが柏の9番というものなんだろう。

いよいよベスト4。戦術がクリスティアーノだろうが、次の日の仕事が溜まろうが、嬉しいもんは嬉しい。カップ戦なんか勝てばそれでよかろうなのだ。あと2つ勝てばチャンピオンになれる。あと2つ勝とう。あと2つくらい勝て。ここでちょっと前と比べるとタイトルに対する欲が変わってきていることに気づく。ちょっと前という抽象的な概念をもう少し具体的にするとネルシーニョが来る前と、来た後で。99年のナビスコが唯一のタイトルだった時代、カップ戦を勝ち進むにつれ「勝っちゃったよ!勝っちゃったよ!」という雰囲気があったはず。2008年シーズンの天皇杯決勝がそれで、この試合がACLに出るための最後の手段だったガンバに負けた。2012年シーズンにその逆の立場になった時は「勝っちゃった」の雰囲気じゃ全然ダメだというのがよ〜くわかった。気迫が違ったもん。そして水曜のこの試合の柏にはそのような意志の下でとても高いテンションで臨んでるのがひしひしと伝わってきた。こんなとこで無冠のくせにメンバーを落としてきたチームに負けるわけにはいかない。負けるわけがないのだ。

 

第30節 vs大宮 〜勝ち点ボランティア Part3〜

デーゲームでのNACK5の試合で晴れた記憶ってないなあと思い出しながら、今日もぐずついた天気の野田線ダービー。基本的に相性の良いスタジアムな印象があったはずなのに。とここまで書いて思い出した。今日は負けてないない。とはいえ、Save The Childrenがスポンサーになってることもあり、強いチームから巻き上げた勝ち点を下位チームに分配する今年の柏レイソル。残留争い3連戦で寄付した勝ち点は7。みなさんの温かいご支援に感謝申し上げます。f:id:zeroplusalfa:20171021183149j:image

確かにクリスティアーノ不在、武富の交代直後の負傷交代で牛抜きの牛丼みたいな状態にしては良くやってた方かもしれない。でも勝てた試合で勝てなかったということが全てである。それも途中交代で入ってきた選手が不用意なファールで与えたフリーキックをぶち込まれたんじゃたまったもんじゃない。何しにきたんだ10番。君も茨田みたいにスタメンでボランチがやりたくて大宮に行きたいのか。それくらいあのファウルは不用意。あそこで体を入れられなくてボールを奪われるほうがまだマシ。無理な体勢から足先だけでいったらファウルになるとか経験でわからないのだろうか。軽率この上ない無駄なファウルである。

もっと素直になろう。フットボールが文化として根付いた時、同時にそれはもっと感情的なものであるべきだ。フットボールのせいで射殺されることもあるし、戦争にだってなる。それがフットボールの文化だ。しかし、一体全体なんの使命感を持ってそんな事を言うのか不思議ではあるが、こういう時に「みんな頑張ってたから」「1人のことを悪くいうべきではない」というのが湧いてくる。チームスポーツだから?みんな一生懸命やってるから?それは中高生の部活でおしまいでしょ。明らかに好ましくない状況が目の前で起こったのに、感情を表に出してはいけないという。ここは太平洋戦争中の日本かい?フットボールとは戦いの場であり、おまけにプロなんだから1つでも多くの試合に勝って1つでも上の順位に行くべきである。そして観ている僕たちはそれに一喜一憂する。良いプレーをする選手に拍手を送り、活躍した選手を讃える。逆にミスをした選手は叩かれて、何度も同じミスをする選手はいらないと言われてしまうのも当然のことであるべきだ。ファンの掌というのは回すためにあり、むしろそれがフットボールを観る上の醍醐味だろうに。クソなもんにはクソと言うべきである。

それまでよく戦っていたのに、今日の試合のあのファウルのせいで勝ち点を落とした事の重大さを今からあえてネチネチ喋ったりはしないけど、あそこであんなプレーをしてしまう選手を使う監督にだって責任はある。そしてあそこであんな選手を使わざるを得ない選手層にしたフロントにも責任はある。今年の目標が残留とかだったらここまで言わないけど、優勝とかACLとか言ってんのにこれは困る。だから声を大にして文句を言わせてもらう。なぜならそれはファンの権利だからと私は思うからである。

 

 

 

(ちなみに柏の「サポーター」という言葉には色々細かい定義があるようで、それが嫌なのでここではファンという書き方をさせていただきました。)

We're Not Gonna Take It 〜王道楽土〜

小学6年の頃にiPodを買ってもらって以来、プレイリストを自分で作るのが好きなんですが、最近プレイリストで編集にハマっているのが「チャントの原曲」を集めたプレイリスト。圧倒的な個人的見解に基づいて良いと認めたもの、且つ自分で持ってるかApple Musicに入っているものじゃないとこのプレイリストには入らないのだが、ある程度選んでるとベガルタ仙台のチャントの原曲だらけになっていることに気づく。
試合中はせん!だい!レッツゴー!しか歌ってない気もしなくもないが、オリジナリティ抜群かつ、ロックやパンクが元になってる曲が多いのでセンスも抜群。ユアスタを染める金色のサポーターから少し視線を動かせば、横断幕のフォントもバンドのロゴだったりもする。あるチャントの原曲がわかれば、じゃあこれは?これは?となっていくのでGoogle先生の力を借りてずんずん探していたら、私はこんなサイトにたどり着いたのである。

「仙台帝国」
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/4156/

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自分が小学生の頃はこういう体裁のホームページもあったよなあと懐かしくなるようなサイトだが、トップページには「2001年総集編鋭意製作中 年内大公開予定」と書いてある。2001年の出来事を編纂するに16年もかかるとは思えないのでおそらく移転したとかなんかだと思うがリンクが死んでて見れない。おまけにこのサイトの一部はiPhoneでみると文字化けして読めんのだが、インターネット砂漠に埋もれ取り残された遺跡のようなサイトなので眺めていてかなり面白い。「電光石火」をはじめとしたチャントはブランメル仙台の時代から歌われてるものだとかいろいろ勉強になります。けどこのサイトの見所は「帝國ニュース」なのでは。知り合いから聞いただけしか知らなかった『なぎらキック事件』を含め、普通に今の時代に書いたら炎上しそうなことも、難解な内輪ネタを混ぜながら愉快に(?)書いてあるのがすごい。わからないこともたくさんだけどここ最近の僕の愛読書になってます。詳しくはご覧になってください。

他にもベガルタ仙台の応援を漁ると出てくるのがYouTubeのチャンネルである「onlysendai」
(https://m.youtube.com/user/onlysendai)
ここのアーカイブの動画がすごい。どれも破天荒で熱い。せっかく動画で観れるので、それも書くより観た方が良いです。

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この2つのサイトを見てて思うのは、とにかく楽しそうだということ。ただあくまで断片的な情報をネットから仕入れてるだけなので、当時本当はどうだったかなんてわからない。けれども間違いなくこれらのネタをネットに放流した当人は楽しんでたはず。応援なんて報われたらラッキーみたいな儀式なんだから、やるならその過程はやっぱり楽しくありたいよね〜!

では仙台のゴール裏は今でもそんな感じなのかというとそれは知りません。なんか旧コアとバックスタンドで応援する人とで何かあったらしいです。(調べるのがめんどくさくなってやめた)。コア団体のブログも見つけたらと思ったら2011年にとある横断幕が原因でやめますと書いてそれっきり。そういえば2011年は柏もやらかして解散してたなあ(その後再結成してるけど)。
それまでいろいろすごいのを見てきたので、コア団体が横断幕で解散してしまったというのを知って驚愕。そもそも今挙げた2つのサイトでやってることを今のJリーグでやったらSNSネット警察によって灰になっても燃やされるほど炎上してたはずなので、それ故に「たかが横断幕で」という感は拭えない。本人たちが楽しいものとしてやってるものが側から見て嫌だったら「傷ついた!」「不快だ!」騒がれたら負けなこのご時世。この間のアウェーのマリノス戦では驚くべきアナウンスを思い出す。「あなたのその声援は、チームを鼓舞していますか?」的なアナウンス。横浜はヤジをも許さない街らしい。
ここ数年、仙台に限らずどこの応援もゴール裏からおふざけ要素が減ってきている気がする。柏のゴール裏もおふざけ要素がかつてに比べりゃ減ったし。昔は掲示板だけでやってたサブカルがSNSに移って大衆化した以上、時代の流れと言われてしまえばそれまでだけど。使わなくなったチャントの歌詞をもじった横断幕を作ってましたとネットに載っけたら炎上するっておかしくない?人種差別とかはまだしも野を超え山越えの後に相手チームを連想させる言葉を持ってきただけよ?

ああ悲しき1億総クレーマー時代。このままではサポーターは応援以外の行為が許されなくなってしまう。野次も飛ばせず応援以外するなって風潮はどう考えてもおかしい。まぁこれは日本全体の問題なんだとは思うけど、クレームにうるせーバカと言えるようにならないと。一億総クレーマー時代なら俺らもクレーマーになればいい。フットボールが勝負の世界である以上、相手より強くありたいし、相手のことはバカにしたいし、田舎には田舎と叫んでやりたくなるものである。そんで負けたら唇噛んで帰るだけ。
よく鹿島のジーコスピリッツと言われる勝負強さが話題になるけど、何してもどうにもならないサポーターの図太さ、インファイトスピリッツを今こそ見習わなくてはならないのではなかろうかも思うのでした。

第25節 vs浦和 〜手のひらを回し続けろ〜


「わかった気になること」これはとても危険なこと。自分の価値観を持つのはいいことかもしれないけれど、限界を決めてしまうとそれ以上の伸びがなくなってしまう。…自己啓発型のアフィリエイトかなと思うけど、フットボールのお話です。物心ついた時から柏レイソルを観てきて、サッカーも高校までやってたし、だいぶわかってきたつもりでいたけれど、いろいろ決めつけるとそれが外れた時にカッコ悪いよね。それは結果が全てと考えるスポーツであれば観る側にとっての宿命…といえばカッコいいかもしれないけど、まぁハリルホジッチ監督のクソみたいな批判記事を書いてお金を稼ぐなんちゃってライターに比べりゃあ、ファンなんて別に手のひらをどんだけ変幻自在に回しても何にもならないから楽な身分である。これがユーチューバーならけじめをつけるためにリツイートした人から抽選で30名様にニンテンドースイッチをあげますとかいう偽ツイートが出回っている頃だろう。
柏から一番近いアウェイ、埼スタに集まった3000人余りのレイソルファンたち。みんなの心には6年前の最終節。その思い出に浸ってるうちに実は埼スタでは5連敗中。普通だったらこれだけ勝てていなかったら鬼門扱いされるけど、心の中の良い思い出補正がそれを阻む。しかし僕は前節の新潟戦があまりにもひどい内容だっせいか、正直全然期待してませんでした。ボランチは小林に戻ったものの、なぜ武富がスタメンじゃないんだ…。

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試合内容はつい先週にこの地でワールドカップを決めた日本代表を見て湧き上がったクソみたいな二元論「ポゼッションかカウンターか」の対比構造をよく表した展開に。試合後の談話をみると、ピッチの状態があまり良くなくて散水もしないことから、中盤を省略してカウンターを狙う作戦だったらしい。「後半になって」それは功を奏し、結果的にはカウンターでシーズン前に夢見たブラジル人トリオの活躍で勝利したから良かったけれども、狙ってたにしてはあまりにも綱渡りな前半だった。プレスのかけどころがわかってなくてやられたい放題だったし、ああもう終わったと思ったシーンが何度も。ラファエルシルバの序盤の決定機が決まってたらまったく違っただろうに。とはいえ試合の趨勢で結果が決まらないのがフットボールの面白さというべきか。それでも勝っちゃうのが今の柏の強いところというべきか。相手の出方に合わせてポゼッションでもカウンターでも点を取ることができるのが今の柏の「自分たちのフットボール」なのである。わかる?二元論じゃないのよ。

この試合、話題にあげなくてはならないのはハモン・ロペス。ようやく来日でしょうか。リカルド・ロボとかネット・バイアーノとかホジェルの再来とか思ってごめんなさい。新潟戦の後にアンセウモ・ハモン・ロペス・ワグナーとかいう前後に使えなかったブラジル人の名前をつけてごめんなさい。なんで武富じゃないんだと言ってごめんなさい。ベガルタ時代を彷彿とさせる豪快なゴールを決めてくれました。あれぞハモン。逆脚だけどあのシュートはすごい。信じてなかったけど信じてた。信じ続けていた下平監督を俺は信じてるから信じていたことにしておいてほしい。こうしてファンの手首というのは変幻自在に回るものなのである。

次節はマリノス戦。またしても近い順位同士の直接対決です。ていうか誰だよマリノスは降格とか言った奴!

第24節 vs新潟 失望のロークオリティゲーム

※この記事には刺激の強い文が含まれております。

 

1つでも上の順位に行きたいのなら、ましてや優勝を目指すと宣言してしまったのならば、大切じゃない試合なんてひとつもないし、それをチーム全体で体現していかなきゃいけないはずなのに、今日はどうだっただろう。
勝ち点一桁で降格内定済みの新潟をホームに迎えたのなら、確かに「勝って当たり前」の雰囲気が出てしまうの仕方ない。普通そう思うもん。ただボーナスステージにしっかりお金を落とすのが柏レイソル。主観的な話でしかないけどずーっと昔からそうだと思う。

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退場した中谷はさ、それに1人少なくなって難しい試合になっちゃったけど、そもそも主審が佐藤隆治というJリーグが誇る地雷持ちのクソ審判だということを頭に入れておけば、あそこまで熱くなったらダメだということがわからなかったのかな?あれはイエロー持ちのプレーヤーのすることではない。熱いプレーが持ち味なのは知ってるけど、頭は冷静にやってくれよ。


今日スタメンだった全員、特に古賀とか中山は、相手が立ち上がりからうちのビルドアップにきついプレスをかけてきてるのなら、なぜリスクを冒してまでパスを繋ごうとするのかな?それは敵陣でもそう。なぜあそこでアーリークロス、なぜあそこで横パス、バックパス。なぜあそこでドリブル。挙げ句の果てにコケるハモン。シュート打て!シュート打て!シュート打て!


そして下平さん、優勝を目指すと宣言してたのに、なぜここ数戦良い動きをしてた小林を外して古賀を起用し、おまけに交代枠を使い切らずに試合を終わらせたのかな。結局僕にはなぜ彼を起用したかわからなかったよ。前々から劣勢とかエマージェンシーの対応が得意ではないのは知ってるけれど、本当に優勝を狙うなら、疲れの見えた伊東やボギョンは早めに替えてよかったんじゃない?


サポーターも、それをいつも通りのプレーをすれば勝てるぞという雰囲気にできれば別にいいんだけど今日はどうだっただろう。いつ柏熱地帯にいるわけじゃないから今日だけがそうかは知らないけど、「どうせ勝つやろ」みたいな雰囲気が試合前に出てたよ?少なくとも浦和戦のような威圧感には程遠い雰囲気だったと思う。そのうち入る追加点なんてないんだよ?

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若くて未熟。その言葉で済ましてしまえばまだ可能性があるように感じるけれども、それにしてはプレーもベンチワークもレフェリングも勝ち点一桁代のようなとてもクオリティの低いしょーもない試合だった。今の柏レイソルはそういう試合から学んで行くような段階ではない。こういう難しい試合を勝って行かないと目指している順位に食い込むことはできない。優勝だなんて寝言は寝てからどうぞ。

 

確かに主審は本当にひどかった。あれが国際主審だなんてちゃんちゃらおかしくて笑ってしまう。でもそれは2014年の浦和戦の時でよーくわかってるはず。たまに安定したレフェリングをする時もあるかもしれないけど、嫌いだ。でも2010年の岡山戦のように審判のせいで勝てないのであればもっとボロクソに言ってやるけど、別にそういうわけでもないのでこのくらいにしておく。結局下平が柏、東京、そして日本代表でお世話になった呂比須に同情がてら勝ち点をプレゼントしたが故のドローということ。優しいねえ。呂比須なんて柏を出て行った後で文句言いまくってたクソ野郎だと親から教わってただけに勝ちたかった。本当に負けなくてよかったのかな?勝たなきゃダメだったと思うんだよなあ。あーもやもやする。

ROCK IN JAPANでポルノグラフィティを観てきた話

前編のアンジュルムを観た話でも書いたけれど、自分の好きなものを客観的に語るのは難しい。特に身体に染み付くほどに熱が入ってるものに関してはどこまでが普通でどこからがコアかもわからなくなる。自分がそういう趣味に「少し詳しい人」に話すのを苦手としてるのはそういうことなんだろう。
ポルノグラフィティに関してはそういった類の最たるもので、当たり前になり過ぎてて何が良いかと聞かれてしまうと一番初めに何を答えればいいかわからない。昭仁の魅力は「あんなにハキハキと歌うのにMCになると噛みまくるところ」で、晴一の歌詞の何が好きかと聞かれたら「何かと荒野に行きたがるから」と答えちゃうくらい。オススメの曲はJazz Up。これで完璧ですか?


陽も傾き始めたメインステージであるグラスステージ。全部のライブに行ってるわけではないけれど、増えてきてることも知っていたけれど、やっぱりポルノにディッキーズの短パンにアッシュの髪は違和感がある。もちろんバンギャにも違和感。ポルノのライブは「Before Century」のコールアンドレスポンスで腐女子に圧倒されながら少数精鋭で声を出すのが当たり前だと思っていたのに。こんなの知らない。そんな中ミュージックアワーの冒頭のラジオDJの声に乗り、因島の生んだスーパースターの登場です。f:id:zeroplusalfa:20170817215447j:image

1. 今宵、月が見えずとも
正直、トップバッターはもっと大衆的な曲をやるのかと。結構重宝されてるなあとか思ったけど、最初からぶち上げず独特の世界観を持つこの曲が徐々にお客さんを引き込んでいく力を持つことを本人たちは知っていたのでしょう。

2. メリッサ
サビで周りが一緒に歌い出して「フェス」を実感。康兵さんのピアノが全編にわたって絶妙でした。サビの終わりを伸ばしに伸ばす昭仁さんには観るたび脱帽。

3. アゲハ蝶
最近、間奏の大合唱のところで涙腺が緩むあたり歳を感じる。みんなで手を振りながら歌う姿がビジョンに映し出されたときはボヘミアン・ラプソディかと思った。まさに名曲。

4. THE DAY
ワンモアタイム以降、ラテンに加えポルノのスタイルになりつつある「普通に歌ったら酸欠になる曲」のうちの1つ。どこかで昭仁さんはCD音源と同じように歌うようにしてるなんて言ってたけど、これでそれができるのは本当にすごい。

5. 渦
まわりがポカンとする中、うおおお渦だあああとニヤニヤした自分は今年トップ3に入る気持ち悪さ。なぜこれをやろうと思ったのかという謎はさておき、ライブで演奏されるとより渦を感じる。とても良かった。

6. Mugen
この曲なら知ってるぜ!と言わんばかりに拳突き上げてイントロから大合唱。熱狂する観客をよそに昭仁さんらステージの端か端まで走りながら歌って歌詞を間違える。見所の祈りポーズが見れなかった…。

7. オー!リバル
実はこのセットリストが「ポルノグラフィティ夏のアニソン祭り」であったことをこの曲で気づく。ギターを掻きむしる晴一さんがカッコよすぎた。ただ手拍子もコールも少し難しすぎです!

8. ハネウマライダー
「Before Century」ならぬ「Before ハネウマ」から入ったこの曲、あの「儀式」をこれでもかと言うくらいにこき下ろしたのなら、Century Loversをやって股間ダンスまで欲しかったのが正直なところ。でもどっちが盛り上がるかと聞かれたらこの曲の右に出る曲は他にない。ポカリスエットのブースもあったことだし、スポンサー的にも最高の選曲。

9. アポロ
不朽のデビューシングルで締めくくり。もう何百回と歌ってるはずなのに2回も歌詞を間違えたのは何故なんだろう。ラヴ・E・メール・フロム・ロックインジャパン なんて素敵ね!

 

以上の9曲で終了。リハーサルでインストで演奏したミュージック・アワーはやらなかったというフェイント付き。フェス仕様ということだからか、自己紹介の時に「わしらが!ポルノグラフィティじゃ!」とは言わなかったし、「Before Century」からハネウマライダーという流れだったし、「自信持っていけ!胸張っていけ!」とも言わなかった。それでも大満足。初めてだからアームバンドしてきたけどきつく締めすぎたって、なんてお茶目な42歳。ポルノの魅力てんこ盛り。最高でした。
周りの客のみんながみんなポルノのライブを毎回行くような人ではないというのはちょっと見ればわかったのだけれども、わからないならわからないなりに歌ったり、手をあげたり、跳ねたりしてて「フェス」を実感。僕は曲への思い入れや盛り上がり方や人それぞれなんだから、こうして個人で好きに楽しむのがいいよなあと思っている。ただ思いっきり矛盾するけど、いざ曲が流れると身体がメロディも手の振りも覚えていて、頭の奥に根付いてた記憶が刺激されるように反応していく。だから幾らかのポルノファンがその決まった手の動きをして、周りが合わせて行く様を見てちょっと優越感に浸る自分もいた。郷に入れば郷に従え精神。いやそもそもどっちが郷なんだという感じなのだが、こういう楽しみ方は良くないなと反省。だから古参オタクは新規オタクをバカにするし、若者を見て老害が「俺の若い頃は〜」とか言うんだろう。

何度も観てる自分にとっちゃ「相変わらずすごい」「やっぱポルノだなあ」という感想だったのだが、初めて観た人の感想を聴くと昭仁さんの声はどうやらとてつもなくデカく、声の圧がすごかったらしい。そうなの。晴一さんはギターを弾く顔がカッコいいらしい。あ、それは知ってる。トータルで流石ポルノグラフィティという感じらしい。なるほど。それはどうもありがとうございます。こうやって客観的な意見で自分の好きなものが褒められると、自分が褒められたように嬉しくなる。そういうのもまた「フェス」の醍醐味なのだろうなあ。

これで観たいものを全部観たので、トリのRADWIMPSは片付けながら前々前世を聴き終えてから会場を後に。茨城交通が全力を尽くしてくれたおかげでスムーズに勝田駅に到着し、勝田からはグリーン車で帰宅。2時間くらいで着けるのだから行きやすいフェスだし、1週間近く経った今思えば、暑かったことよりあの雰囲気がとても良い印象として残っているし、純粋に楽しめた。来年もポルノとアンジュルムが出るならディッキーズの半ズボンを買って行きます。ありがとう。ロックインジャパン。ラブアンドピース!

ROCK IN JAPAN 2017 でアンジュルムを観てきた話

フェスに行くのが若者のブームと言われる中、髪の毛をツーブロでアッシュに染めて仕上げ、ディッキーズのパンツの下にタイツを履き、邦楽ロックの影響で軽音サークルに入ってる人種とは趣味が合わないというのは大学の時に確認済みですが、まさか自分がひたちなかの思い出話-小学校と高校の合宿で行ったことがあって絶対朝ごはんと夕ご飯に必ず納豆が出てくるから嫌だったというひたちなかの話と、茨城の訛りは中途半端でムズムズするし、特に中学の頃の美術の先生が鉾田の人で「あんたがた」のイントネーションが最大級にむかつくという話-を「ロッキン」に向かう常磐線でするとは思ってなかった。自分の大好きなポルノさんとアンジュルムが同じ日に同じフェスに出るのならそりゃあ行く。アッシュの髪とディッキーズの短パンとタイツを揃えるには時間はかかるけど、自分のプライドを捨てるのにお金はかからない。おまけに欅坂も出るんだって。見たいじゃん?結局根がミーハーなのである。f:id:zeroplusalfa:20170815204628j:image

アンジュルムのステージはフォレストステージという文字通り森のところのステージで、雰囲気は結構フジロックみたいなところ。彼女たちを見るのは最新シングルのリリイベで流山おおたかの森に来た時以来ですが、その時よりもメンバーが2人増えて10人になりました。
前日のブログにアンジュルムはそれまでロッキンに出てた℃-uteと違って晴れ女が多いとあった通り、登場30分前から雲が晴れてきた。さすがにピーカン照りはちょっと…というところに登場し、最初の「次々続々」からアクセル全開。終わるや否や間髪入れず「出すぎた杭は打たれない」。短い自己紹介を挟んで「魔女っ子メグちゃん」「有頂天LOVE」「ドンデンガエシ」と畳み掛ける。EDM、ロック、昭和歌謡とジャンルは多岐に渡りながらもこんなにエネルギッシュな曲がこのグループにたくさんあること自体おかしい。完全にあれは俺らを倒しにきていた。それでいてメンバーが超楽しそうに自信満々な顔でパフォーマンスするの。絶対みんなドSだ。f:id:zeroplusalfa:20170815204702j:image
別に優劣とかそうじゃなくても圧倒的なパフォーマンスだったと思う。欅坂も確かにすごかった。靴を投げたり、倒れこんだり、笑わないで反抗をテーマにパフォーマンスをしてたけど、アンジュルムを観てるとけどもっとやれるはずというか、もっとやってほしいと思ってしまう。コンセプトとか衣装とか素晴らしいのだから、ああゆう曲をやるならもっと武富士ガールみたいにバリバリに踊ってほしい。ていうかあの人達は「2人セゾン」で思ったけど、やっぱり笑うとめちゃめちゃ可愛いので多分可愛いくて清楚な曲をやってれば普通に売れる。まああの悩むセンターの姿こそ、秋元大先生の大好物なんだろうなあとも思うけれども。ただあそこでアイドルグループは欅坂しか観なかったよって人がいたとしたならそれは本当に勿体無い。ふなっきも川村ちゃんもまだフィットしきれてなかったし、MCもなかったけれど、あの40分くらいにアンジュルムの魅力の多くは凝縮されていたはず。というか逆にあれを見てすごいと思わなかったのであればそれは仕方ないと思う。それくらい熱くてメンバーもファンも完全燃焼したステージだった。女性アイドルを見て「かっこいい」と痺れるのってそうそうないと。ここまで来ると贔屓目とか抜きにして語りたいけど、どうしても贔屓目になってしまうんだけど。
今回はフェスだったので整理券はなかったので、これまでで一番近い位置で観ることができた。ただ僕らの上にはオニヤンマが飛んでて、ステージ上から観客席の後ろまで自由自在に飛んでて、初めて僕はトンボになりたいと思いました。
以下近くで見た雑感。
・むろの健康的かつ筋肉質かつ細い脚
・あやちょこと金剛和田彩花大尊師の腹筋
・上國料さんの素晴らしく凛とした顔立ち
・りなぷーとかっさーの脚にテーピング

・かななんの仕草から垣間見るアイドル性

・イヤモニが外れてしまい逆の耳で真剣に音を取るふなっき

・激しいダンス時にチラリしてしまったタケちゃんのタケちゃん
やっぱりアイドルは近くで観るに限る。個人的にはオタクの掛け声と一緒に口を動かしながら踊るメンバーの姿が大好きなので、それも存分に見れてよかった。「ちょいカワ番長」「大器晩成」「友よ」で終わったけれど、結局先行逃げ切り型のようにノンストップでぶっ飛ばし続けたステージでした。

 

ロックフェスでアイドル観るのはいいぞー。

後半はポルノグラフィティを観て来た話をします。