That Means A Lot

ゆとり世代にゆとりなどない

忘備録2 〜第17回ハロプロ楽曲大賞〜

木枯らし、M-1につづき、年末の始まりを告げるのが「ハロプロ楽曲大賞」。なんて言ってはみるものの、実は去年はアンジュルムの不作ぶりに気付いた時には投票期間が終わっているというあるまじきミスを犯したわけだが、今年は準備万端。しっかり締め切り1時間前に投票を済ませた。まだまだ勉強中の私にとって、今年は去年、一昨年よりと、毎年力を入れてハロプロを見るようになってはいるが、そうでなくても選ぶのに苦慮した体験談を集めたくなるほどの豊作だったのではなかろうか。選考理由を加筆修正のうえ、つらつらと書き記していく。

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  1. 46億年Love [7]

まさに名曲。ソング・オブ・ザ・イヤー・オブ・マイン。この曲は初めて聴いた時から3度驚くことのできる曲である。-1回目はディスコファンクなメロディに、2回目はカオスなMVに、3回目は「一生守るってすぐに誓うけど あなたの一生って何度目?」「結局はラブでしょ」「夢に見てた自分じゃなくても 真っ当に暮らしていく今どき」と3分40秒に詰め込まれた雨子節のオンパレードに- 気づけば2番のサビで身体が勝手に動き出し、落ちサビで涙し、気づいたら終わっているので、その手は迷うことなくリピートボタンにいくほどに短い。しかしもっともっと世間に取り上げられるべきこの曲がこのまま時代の波に埋もれるのは納得がいかない。5年後でも10年後でも20年後でも、優しい愛の時代を必要とした人々に発掘されるような形でもいいので流行ってほしい。

 

  1. 表面張力~Surface tension~ [1.5]

個人的につばきファクトリーは、ハロプロの他のグループには持ってない「華奢さ」を持つグループだと思っている*1。この曲ができたのは通常のハロプロ曲とは少し変わった経緯があるらしいけれども、この軽快なメロディなら初恋の歌でも惚気のアンセムでも十分曲としては成り立ったはずだ。しかし人間関係に悩める若者にスポットを当てて、「そんなに悩まなくてもいいじゃん。けどわかるよそれ。」と頷いてしまう曲に仕立て上げてあるのが良い。あとベースが変態。

 

  1. ロマンスに目覚める妄想女子の歌 [0.5]

アルバムにおける「2番目の曲」は、そのアルバムの出来を占う大切な曲であり、野球でいう2番バッターのような癖が求められている。この曲は、まさに時代がつんくに追いついたと言せたがいままに、移り変わる音楽の波を乗りこなした重低音メロディ、「世界を見渡すけど、日本ってやっぱりすごくない?」と節が溢れる歌詞。そんな曲にいつの間にか聴き入ってしまう時、頭には大谷翔平との妄想にふける牧野真莉愛さんの顔が浮かぶのである。

 

  1. 夏将軍 [0.5]

この曲のMVを作らなかったのは、今年の事務所の三大大失敗のうちのひとつだと反省会を開いてほしい。外様が作っているので全くハロプロらしくないのに、アンジュルムが歌うのを見るといかにもアンジュルムらしくなる不思議。思い出すロッキンの光景こそ僕らの今年の夏の思い出。単なるパーリーピーポーブチアゲソングに思わせといて、早口で聴き取れない歌詞も多いけど、じつは和田彩花大尊師を祀り上げる歌なのではないかと思っている。

 

  1. 春恋歌 [0.5]

かつてAKBで「春一番が吹くころ」という曲をあったのを思い出す。アンジュルムじゃバキバキになるし、Juice=Juiceじゃうますぎる。 さっきも言ったが、これぞ「甘酸っぱさのつばきファクトリー」である。出会いと別れの季節を彩る曲としてはもちろん、冬に向かう街並みを見ながら来たる春に首を長くしながら聴くのもまた良し。

 

MV

  1. 46億年LOVE [3.5]

youtu.be

スフィンクスがビートを刻み、トーテムポールと自由の女神が踊り出すなんてことができるのは、このMVとAC部くらいだろう。わちゃわちゃとしたアンジュルムこそが至上最強であり、私はこれをこれからも「混沌かわいい」という言葉を使って人々に伝える義務があると感じている。とにかくみんな聴くんだ。観るんだ。踊るんだ。

zeroplusalfa.hatenablog.com

 

  1. 今夜だけ浮かれたかった [1.0]

    youtu.be

浴衣を着たアイドルが花火だか夏祭りだかに行くだけならこの世にごまんとあるので、決して特別好むことはないだろうが、小野田紗栞さんに突然こっちを向いて音ハメされたなら話は別。まあドキッとしたこのときめきは後に「なんでもないよ。さようなら」って言われて終わるんだけど。

 

  1. タデ食う虫もLike It![0.5]

    youtu.be

まさに「こんなアンジュルムが見たかった。」サムネイルからイカしている。カッコよくて、可愛くて、とにかくわちゃわちゃしている。「ものすごく酷いことを言える人は、ものすごく酷い事を書く小説家は、ものすごくおもしろい事も書ける」というけれど、そのセオリーでいけば、ものすごいカッコいいアイドルは、ものすごく可愛いアイドルということが言えるはずである。

 

推しメン

笠原桃奈

彼女こそアンジュルム、そしてハロプロの未来である。プレッシャーに押しつぶされることのないよう、成長していってほしい。実はアンジュルムを好きになってしばらく推しという概念がなくみんな好きという箱推しという言葉に逃げていたのだが、最近自覚した。中学生という思春期、反抗期真っ只中の女子は、「かっこいい」とか、「可愛い」とか、「きもい」「うざい」というような、感情で動く尖った年ごろであるはずなのに、百戦錬磨の先輩たちに囲まれていることもあるのだろう、その自分の持った感情についてしっかりと読み解いて、言葉でまとめ上げて、そして強くなる姿に背中を押したくなる。もちろん何があるかはわからないのがアイドルの世界だが、すくすくと、めきめきと育って行って欲しい。それにしても自分より10個も下の子を応援する日がくるとは! 

ameblo.jp

色々悩んだ末に、生まれながらの癖で天邪鬼な選考になったことは否めない。3位が3つ並んでいるが、まだ並べることができるなら、「マナーモード」「泣けないぜ~共感詐欺~」「ナルシスかまってちゃん狂想曲第5番」「低温火傷」、はたまた「雑煮」など、延々と3位の曲を並べていたことであろう。MVも「uraha=lover」とか「I need you 夜風の観覧車」だって入れたかった。どうしても好きなユニットの曲ばかり聴くので、楽曲とかMVそのものの良さより、タケの歌声とか、むろのダンスとか、さおりんの浴衣姿によって票が動かされているところはあるのは事実であり、これだと客観性に欠けるのは認めざるを得ないが、ここはM-1の審査員席ではないので好きにやらせていただきました。

 

 

*1:きしもんの上腕二頭筋とさおりんの握力とまおぴんの腹筋をみるとそんなことはないのだが