That Means A Lot

幻想とじゃれあって 時に傷つくのを あなたは無駄だと笑いますか?

第11節 vs FC東京 ~金町はもらったぜ~

金町はもらっただなんて、アマラオさようならの時からだいぶ時間もたってるし、今更そんなこと言っている人もだいぶ減ってきたと思うけど。勝ったなら言わせてもらおうじゃないか。昔はお互いいろいろネタ出し合戦をやってて楽しかったのになあ~。
 
今回の対戦相手はFC東京。今オフには神戸、鳥栖と並ぶ札束攻勢で林、高萩、太田、永井、大久保、ウタカなどを獲得。お前どんだけ攻めるねんというような布陣がハマってきたのか3連勝中ですと。スタメンとサブのメンツを見ると豪華そのものである。しかも前田にも永井にも阿部にもやられまっくてる印象しかない。強力攻撃陣に震える中、都道府県も順位もお隣同士の直接対決です。
 
とはいえ柏からまずは常磐線に乗り、次に山手線を半周して新宿、そこから京王線飛田給。東京なのにやっぱり調布は遠い。国立(くにたちではない)は近かったよなあと今は亡きスタジアムに想いを馳せながら味の素スタジアムへ。

あくまで自分の偏見だけどJリーグのサポーターの中でビールを一番消費してるのは東京サポーターだと思う。そしてアナウンスは何故か英語。さらに試合前に勝手に編曲されたYou'll Never Walk Aloneを歌うことで雰囲気作りは完全にプレミアリーグ。世界のトーキョー…のはずながら、なぜか埼スタのような要塞感がないのはやはり出来損ないのトラックのせいか。

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結果論を申し上げると、やっぱり前半の太田のFK、東のシュート、前田のヘッドを航輔が止めたことが大きかった。しかもああやってピンチを耐えた後、ボランチミドルシュートで先制しちゃうなんて強豪チームみたい。
柏のボランチなんてシュートが枠に飛べば御の字なので、手塚のシュートも正直「そこから打ったかよしよしいいチャレンジだ〜」と拍手する気でいたら何か入ってたという。ミドルをぶちこむボランチなんて柏にいたのかとか驚いてたら、彼はそれを意識しているってインタビューに書いてあった。まさにフットボール界の隙間産業。それに触発されたのか、今度は大谷が目を疑うようなドリブル突破。ゴールには繋がらなかったものの今年の柏のボランチはどこか違う。これも細貝効果なのか…!

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(マスコットと久保くんのボディガードの二刀流ドロンパと、お尻がキュートなパッチョ)

 

前半は1-0で折り返し、後半始まって30秒くらいでルパンでモッシュする東京ゴール裏をよそに追加点。シーズンの頭こそは持ち前の突破が控えめだった伊東も徐々に調子を上げてようやく今季初ゴール。今日は太田を何度かぶっちぎってたし、やはり彼のドリブル突破はワクワクします。あとはいつカットインからの左脚で点が取れるか。

あとは柏のカウンター練習。クリスティアーノは1人で11本もシュートを打ったのに1点もとれなくて心配になりかけたが別に栃木と甲府にいた頃を思い出したら何ら不思議ではなかった。5点取れる試合を2点で抑えるのがここ数年の柏レイソルです。
というより正直東京どうなのよという展開だった。自慢の攻撃陣も柏のプレスに終始ハマりっぱなしだったし、あれならシンプルに裏に蹴られた方が実際にピンチになってたし怖かった。相性だけの話にはなるけど柏としては東、大久保、前田より、永井、阿部、前田の方が10倍怖かっただろうに。例えるならカレーライスを作りたいのに牛肉と豚肉と鶏肉があるような感じで全部混ぜたら結局レトルトの方がうまい的な。

終盤にいらない1点を与えたものの2-1で勝利。この布陣で5連勝で3位だなんてはじめの頃は考えてなかった。すみません。それにしても今日も今日とてみんな走りまくっていた。あれで夏場以降もつのか心配になってきたぞ…。
それにしてもアウェイは楽しいものである(勝てばの話)。ユニフォームを着て帰ったら新宿駅で急に場違い感が出たけど勝ってるから気にしない。勝者のメンタリティである。次も勝ってほしいな。