That Means A Lot

幻想とじゃれあって 時に傷つくのを あなたは無駄だと笑いますか?

「推し、燃ゆ」を読んだ感想文を書く

「推し、燃ゆ」。卒論にアイドルオタクを扱った僕にとってはタイトルからして読みたい本であった。しかし下鴨納涼古本市で200円で手に入れたハード版の「細雪」を半年も持ち歩いた反省から文庫本以外は持ち歩かないと決めていたので、文庫化を待ちに待ってそ…

日記をつけはじめた

新しいことをはじめたいとか、なにか買いたいなとか思った時、それを実行するかどうかの指標のひとつに、「ほかのところでその情報を立て続けに目にするか」という私の中でのややデタラメな基準がある。 今回の対象は「日記」である。日記なんぞ流行り廃りな…

デヴィッド・ボウイのいた京都を探して

小さいころ電車の図鑑でそのマルーン色の車体を目にして以来、阪急電車に憧れていた話はかつて書いたが、この写真もその憧れを増幅させたで一因である。 www.potel.jp 阪急電車の前に立つ男はデヴィッド・ボウイ。言わずもがな世界一偉大なカルトスターであ…

クルマを買うことにした

お題「これ買いました」 待ちに待ってヤツはやってきた 引用したのはポルノグラフィティの「クリスチーナ」というアルバム曲の歌い出し。これでわかる人がどれだけいるかは知らんが、クルマを買うことにした。 数年に一度のワクワクである。買うと決めてから…

ROCK IN JAPANでポルノグラフィティを観てきた話

前編のアンジュルムを観た話でも書いたけれど、自分の好きなものを客観的に語るのは難しい。特に身体に染み付くほどに熱が入ってるものに関してはどこまでが普通でどこからがコアかもわからなくなる。自分がそういう趣味に「少し詳しい人」に話すのを苦手と…

ROCK IN JAPAN 2017 でアンジュルムを観てきた話

フェスに行くのが若者のブームと言われる中、髪の毛をツーブロでアッシュに染めて仕上げ、ディッキーズのパンツの下にタイツを履き、邦楽ロックの影響で軽音サークルに入ってる人種とは趣味が合わないというのは大学の時に確認済みですが、まさか自分がひた…

1952年に生まれたかったと思う人がポール・マッカートニーを観て考えが揺れ動く話

よく自分の趣味について考えるとき、どう考えても生まれて来た時代を間違えたなあと考えることがある。でもそれを嘆くばかりじゃただの無いものねだりだから、きちんと無い物ねだりをするなめにも何年生まれが良いのかなあときちんと考えてみたら1952年生ま…

スウィート・トーキング・ウーマン

「口から先に生まれた」とはまさに自分のことで、男のくせによくしゃべる子でした。毎年の個人面談では「思ったことをすぐ口に出すな」と小学校低学年の頃から親が叱られ続け、結局治らないまま中学、高校、大学と過ごしてきました。 その中で、高校1年生の…