That's Means A Lot

フットボールとマリーンズとアイドルと…

第25節 vs浦和 〜手のひらを回し続けろ〜


「わかった気になること」これはとても危険なこと。自分の価値観を持つのはいいことかもしれないけれど、限界を決めてしまうとそれ以上の伸びがなくなってしまう。…自己啓発型のアフィリエイトかなと思うけど、フットボールのお話です。物心ついた時から柏レイソルを観てきて、サッカーも高校までやってたし、だいぶわかってきたつもりでいたけれど、いろいろ決めつけるとそれが外れた時にカッコ悪いよね。それは結果が全てと考えるスポーツであれば観る側にとっての宿命…といえばカッコいいかもしれないけど、まぁハリルホジッチ監督のクソみたいな批判記事を書いてお金を稼ぐなんちゃってライターに比べりゃあ、ファンなんて別に手のひらをどんだけ変幻自在に回しても何にもならないから楽な身分である。これがユーチューバーならけじめをつけるためにリツイートした人から抽選で30名様にニンテンドースイッチをあげますとかいう偽ツイートが出回っている頃だろう。
柏から一番近いアウェイ、埼スタに集まった3000人余りのレイソルファンたち。みんなの心には6年前の最終節。その思い出に浸ってるうちに実は埼スタでは5連敗中。普通だったらこれだけ勝てていなかったら鬼門扱いされるけど、心の中の良い思い出補正がそれを阻む。しかし僕は前節の新潟戦があまりにもひどい内容だっせいか、正直全然期待してませんでした。ボランチは小林に戻ったものの、なぜ武富がスタメンじゃないんだ…。

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試合内容はつい先週にこの地でワールドカップを決めた日本代表を見て湧き上がったクソみたいな二元論「ポゼッションかカウンターか」の対比構造をよく表した展開に。試合後の談話をみると、ピッチの状態があまり良くなくて散水もしないことから、中盤を省略してカウンターを狙う作戦だったらしい。「後半になって」それは功を奏し、結果的にはカウンターでシーズン前に夢見たブラジル人トリオの活躍で勝利したから良かったけれども、狙ってたにしてはあまりにも綱渡りな前半だった。プレスのかけどころがわかってなくてやられたい放題だったし、ああもう終わったと思ったシーンが何度も。ラファエルシルバの序盤の決定機が決まってたらまったく違っただろうに。とはいえ試合の趨勢で結果が決まらないのがフットボールの面白さというべきか。それでも勝っちゃうのが今の柏の強いところというべきか。相手の出方に合わせてポゼッションでもカウンターでも点を取ることができるのが今の柏の「自分たちのフットボール」なのである。わかる?二元論じゃないのよ。

この試合、話題にあげなくてはならないのはハモン・ロペス。ようやく来日でしょうか。リカルド・ロボとかネット・バイアーノとかホジェルの再来とか思ってごめんなさい。新潟戦の後にアンセウモ・ハモン・ロペス・ワグナーとかいう前後に使えなかったブラジル人の名前をつけてごめんなさい。なんで武富じゃないんだと言ってごめんなさい。ベガルタ時代を彷彿とさせる豪快なゴールを決めてくれました。あれぞハモン。逆脚だけどあのシュートはすごい。信じてなかったけど信じてた。信じ続けていた下平監督を俺は信じてるから信じていたことにしておいてほしい。こうしてファンの手首というのは変幻自在に回るものなのである。

次節はマリノス戦。またしても近い順位同士の直接対決です。ていうか誰だよマリノスは降格とか言った奴!