That Means A Lot

ゆとり世代にゆとりなどない

柏の男は夢を見続ける 〜2017年の柏レイソルを振り返る〜

既に恒例化しつつある主力選手の移籍情報を見て十分に一喜一憂しているので、シーズンオフは満喫してはおりますが、改めて。2017年シーズンが終わってしまいました。本当は2018年の元日に終わるはずだったので、いざ終わってしまうとあっけないものですね。
ACLに出たい」という強い思いは2012年の天皇杯と同じシチュエーションたったはずが、結局ベスト4止まり。リーグ戦も4位だった。ここ数年4位とか、ベスト4とか、ぎりぎり表彰台圏外というような成績が増えてきているし、もはや「無冠ターレ」なんてバカにできません。「タイトルが0ソル」でございます。いい形で先制して、いけると思った試合でも、決定機を外している間にいつの間にか追いつかれたり、負けたり。天皇杯の準決勝も言われてみれば2017年のレイソルを象徴するような試合だったかもしれない。ああいう試合を勝ててたら、シーズンでトップ3に入れてるもんね。大谷がインタビューで答えていたけれど「勝負強さ」が今の柏にはどうしても足りない。まあセレッソが元日に勝つか勝たないかでおこぼれACLがあるかもしれぬのだが*1。やっぱりタイトル提げて行きたかったよねえ。

とはいえ、2017年シーズンは見る分にはとても面白いシーズンだった。首位にもなったし。代表選手も出たし。個人的な話ではあるけれど。休日に試合を観に行ける時間を作りやすい環境が整ったこともあって数えてみれば25試合も観に行ってた。内訳は14勝6分5敗。それだけ勝っていれば楽しいわけだ。忘備録も兼ねて、今回は今年観に行った柏の試合を全て振り返って「こんなこともあったなあ」と浸ってみよう。(2017年のヒットソングをBGMに)

 

1. vs千葉 2-0 ○ (ちばぎん杯/2月11日)

「年に1回」が恒例化してきたちばぎんカップ。スコア以上に内容では差がついていて今年のジェフはいよいよやばいなとか思っていたけれど、あの時はエスナイデルあのハイライン、ハイプレスを植えつけている最中だったんですねえ。深い。(深くない)

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ハイラインハイプレス

2. vsG大阪 1-3 ● (J1第3節/3月5日)

2年連続でホーム開幕戦で負けるの巻。小林のゴラッソ炸裂もアデミウソンと長沢にひたすらにけちょんけちょんにされた試合。この時は今年のガンバは強いぞとか散々言っていただけにどうしてああなってしまったんだろう。この後に行った柏Paloozaでのアンジュルムの方が良い思い出。

3. vs川崎 1-2 ●(J1第4節/3月10日)

魂の定時ダッシュで等々力に向かうもクソ審判今村が華金をぶち壊す。一部の人間が川崎に対する終盤戦の不可解なハンド見逃しを「忖度ジャッジ」とか騒いでいたけど、その人たちはこの試合でエルボーを大谷に見舞ったエドゥアルド・ネットが退場にならなかったこともその一つなんじゃないかと主張するべき。華金を返せ‼︎

4. vs仙台 0-1●(J1第5節/3月18日)

失点直後に輪湖にブチギレた中谷を見て、この時は本当に降格するかと思った。大したチャンスも作れず後半終了間際に一瞬の隙から失点。観に行った試合ではワースト。

5. vs横浜FM 2-0 ○(J1第8節/4月22日)

思えば今年のマリノス戦はホームもアウェイも雨だった。この試合は前半で2点取れたから後半で修正したマリノス相手にも勝てたのだろう。手塚が良いと気づき始めたこの頃。

6. vsC大阪 1-0 ○(J1第10節/5月6日)

ゴールデンウィーク真っ只中。清武はどれですか事件。満員の日立台クリスティアーノのラッキーゴールをみんなで守った試合。終了間際の中村航輔のビッグセーブは個人的に今年一番だと思っております。

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餅ダービー

7. vs東京 2-1 ○(J1第11節/5月14日)

この試合の前に「今日は伊東がゴールを決める気がする」と言っていたのにエビデンスを残さなかったことを後悔しております。そう考えると朝日新聞の記者がエビデンスを必要としていないとかうんたらの話ってすごいよなあ。スコアを見て思い出したけどこの試合はクリーンシートじゃないのね。

8. vs浦和 1-0 ○(J1第14節/6月4日)

この頃の浦和はまだ「爆発的な攻撃力を持った強いチーム」だっただけに、この試合で勝ったことで今年は強いんじゃないかと思ったんだけど、このあと普通にいろんなところ相手に負けていったのは、安いと思って買った服が二週間後にさらに安くなっていたのを見た気分と似ている。

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夕暮れ、フットボールの時間

9. vs 浦安 1-0 ○(天皇杯2回戦/6月21日)

マチュア相手にブラジル人の個人技というプロの力を見せつけた試合。内容もあまり良くなかったし「魂の定時ダッシュでアマチュア相手の天皇杯を観に行くバカ」の称号が欲しくて行ったと言われても否定はできません。*2

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ガラガラだとほのぼのする

10. vs 札幌 2-1 ○(J1第16節/6月25日)

サウダージ・アレンダ・ビーバー・ディエゴ・オリヴェイラ。どうして君は行ってしまったの…。この試合で「どんな手を使ってでも生き残れ」と言われた札幌はジェイを補強し秋の対戦では柏をボコボコにした上に、今オフに監督にミシャを招聘。これまではヨーヨーのようなチームだったくせに急に強くなりそうな予感。生意気な!

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祝・生き残り

11. vs 神戸 3-1 ○(J1第20節/8月5日)

手塚が負傷交代して実はこの試合でシーズンは終わっていたのだけれど、今シーズンベストゲーム。クリスのミドルも中山のミドルもご飯何杯でもいけちゃう。ちなみにこの試合でポドルスキーに向かって「Come On!!」と煽ったセンターバックはこの前うちの前を歩いておりました。

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 12. vs 鳥栖 0-0 △(J1第21節/8月9日)

伊東純也が抜け出して、キーパーまで抜いて、あとはゴールにパス…‼︎周りのお客さんもみんな立ち上がって喜ぶ準備も万端…‼︎なのにボールは打った瞬間それとわかるホームラン。もう頭を抱えるどころかみんなずっこけてたなあ。終わるときにはなぜか9人になっていた。こういうのを勝ててりゃなあ…。

13. vs 清水 4-1 ○(J1第22節/8月13日)

「竹内の頭の繋ぎ失敗。伊東純也。前空いてる。伊東が、自分で行ったァ!伊東純也ァ!伊東のシュート〜‼︎決まったァー‼︎疾走しましたスピードスター!!ロングカウンター伊東純也です!」*3

今年行ってよかった試合ナンバーワン。ポゼッションサッカーとか言っておきながら縦ポン裏抜けでバカスカ点を取った試合。あのゴールを生で観れたことを光栄に思います。これもご飯何杯でもいけちゃう。日本平のアクセスはクソさも存分に味わったけど、さわやかが美味しかったので許す。静岡を満喫できたお盆休み。 

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14. vs 新潟 1-1 △(J1第24節/8月26日)

 「下位チーム勝ち点再分配キャンペーン」のうちの一つ。清水、ガンバと勝ってきたらダントツ最下位の新潟なんてボコボコにできると思うやん?って雰囲気が日立台にあったのも事実だけど。残念そこは佐藤隆治。柏熱で観てたんだけど、横の人がヴィジュアル系バンドのような風貌でそれっぽくチャントを歌うもんだから気になって仕方がなかったです。

15. vs 浦和 2-1 ○(J1第25節/9月9日)

ハモン・ロペスに全力で謝った試合。やっぱりアウェイで勝つと楽しいよね‼︎

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16. vs 横浜FM 1-1 △(J1第25節/9月16日)

土砂降りの日産スタジアム。柏からもピッチからも遠くて見づらいとか三ツ沢でやれとか散々こき下ろしていたけれどこの日ばかりは屋根に感謝。クリスティアーノフリーキックに吼えた試合。ただし彼が額をどのタイミングで切ったかを把握したのは家に帰ってハイライトを観た後でした。

17. vs G大阪 3-2 ○(天皇杯4回戦/9月20日)

東口が昔の藤ヶ谷に見えるほど内容はお粗末な試合だったけれど、吹田スタジアムは本当に素晴らしい。さて問題です。有給も取らないで平日のアウェイへ駆けつける方法はなんでしょうか? *4

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18. vs 甲府 0-1 ●(J1第28節/9月30日)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン・チャリティマッチということで、この試合の勝ち点を残留争いに苦しむヴァンフォーレ甲府にプレゼントした試合。何もそんなことを優勝争いから脱落する試合でやらなくてもいいだろうに。ショッキングな敗戦だったなあ。

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19. vs 大宮 1-1 △(J1第30節/10月21日)

だから〜。途中交代で出てきた選手がなんでそんなに軽いディフェンスするんだよ〜。体でいけよ体でさ〜。うわめっちゃ嫌な位置じゃん〜。これ絶対やられるわ〜。あ〜。やられた。ほら言ったじゃん〜。

20. vs 川崎 1-0 ○(天皇杯準々決勝/10月25日)

今年の収穫の一つに、武蔵小杉から等々力まで迷わずに行けるようになったということがあります。この時は優勝できると思ったんだけどな〜。 

21. vs 川崎 2-2 △(第31節/10月29日)

試合前に柏MODIのSHOE PLAZAで買った長靴はこの試合で元が取れました。あんな劣悪な環境で試合を見るなんて今後なかなかないだろう。一生忘れない試合になった。思えばこれもロスタイム。悔しいけど、認めたくはなかったけど、実は追いつかれたときに今年の川崎は優勝できる強さがあるなと思っておりました。

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写真に雨が写るンです

22. vs 磐田 1-0 ○(第32節/11月18日)

二日酔いでぼへーっとしながら観てたら櫻内の芸術的なオウンゴールを大切に大切に守り切って試合が終わっていた。家に帰ってもう一回観てみたけれどなんで勝てたのかはよくわからないままでした。 

23. vs 鹿島 0-0 △(第32節/11月28日)

本当はこの試合が優勝争いにおける天下分け目の大決戦になるはずだったのが、秋口の失速のせいで「ACLに望みをつなぐためにも、目の前で鹿島なんかに優勝を決められてたまるもんか」という試合に趣旨が変化してしまっていた試合。やっぱり首位のチームは違うなあとか言っていたらあろうことか鹿島はV逸してしまいました。川崎の人たちは感謝してほしい。お礼にエドゥアルドを返してほしい。 

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24. vs 広島 1-0 ○(第33節/12月2日)

気づけば広島キラーになっていた大谷キャプテン。それはそうとこの試合の中村航輔のセーブもすごかった。シュートを打たれる時ってほんの一瞬だけど、絶対やられたって思ったものを止めちゃうんだもん。 

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25. vs 横浜FM 1-2 ●(第34節/12月23日)

仙台時代に見ていたハモン・ロペスをようやく見つけた試合は、シーズンの最終戦でした。勝てたよなあ。悔しいなあ。

 

振り返るのって大切。いろんなことを思い出してきた。というより勝った14試合より勝てなかった11試合の方が印象に残っているのはなんでなんだろう。それはさておき、最初は負けてばっかでもうダメだとか散々言っていたくせに最後はACLとか天皇杯とか言っていたんだから、人間言っていることを貫くのはいかに難しいかという話である。しかし毎年こうやって主力クラスの人間を放出して若手の育成(覚醒)をもって乗り切るというのは果たして狙ってやっていることなのだろうか…。自動回転式の手のひらを持つサポーターには厳しい環境であるのだが、どうしようもできないのがサポーターであるし、狙ってやってるなら柏のフロントは相当ストイックかつドS。そして懲りずに今年もそんな感じ。そういうのいいからイブラヒモヴィッチとか来ねえかなあ。

 

個人的にはアジアで戦いたいのもわかるけど、そろそろタイトルが欲しいお年頃。強かった頃を昔話にしたくないのよ〜。脱・タイトル0ソル!良いお年を!

 

 

*1:お隣風に言うと「他力本願2018」

*2:マズローでいう承認欲求

*3:下田さんVOICE

*4:労働時間外だもんね!?