That's Means A Lot

フットボールとマリーンズとアイドルと…

We're Not Gonna Take It 〜王道楽土〜

小学6年の頃にiPodを買ってもらって以来、プレイリストを自分で作るのが好きなんですが、最近プレイリストで編集にハマっているのが「チャントの原曲」を集めたプレイリスト。圧倒的な個人的見解に基づいて良いと認めたもの、且つ自分で持ってるかApple Musicに入っているものじゃないとこのプレイリストには入らないのだが、ある程度選んでるとベガルタ仙台のチャントの原曲だらけになっていることに気づく。
試合中はせん!だい!レッツゴー!しか歌ってない気もしなくもないが、オリジナリティ抜群かつ、ロックやパンクが元になってる曲が多いのでセンスも抜群。ユアスタを染める金色のサポーターから少し視線を動かせば、横断幕のフォントもバンドのロゴだったりもする。あるチャントの原曲がわかれば、じゃあこれは?これは?となっていくのでGoogle先生の力を借りてずんずん探していたら、私はこんなサイトにたどり着いたのである。

「仙台帝国」
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/4156/

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自分が小学生の頃はこういう体裁のホームページもあったよなあと懐かしくなるようなサイトだが、トップページには「2001年総集編鋭意製作中 年内大公開予定」と書いてある。2001年の出来事を編纂するに16年もかかるとは思えないのでおそらく移転したとかなんかだと思うがリンクが死んでて見れない。おまけにこのサイトの一部はiPhoneでみると文字化けして読めんのだが、インターネット砂漠に埋もれ取り残された遺跡のようなサイトなので眺めていてかなり面白い。「電光石火」をはじめとしたチャントはブランメル仙台の時代から歌われてるものだとかいろいろ勉強になります。けどこのサイトの見所は「帝國ニュース」なのでは。知り合いから聞いただけしか知らなかった『なぎらキック事件』を含め、普通に今の時代に書いたら炎上しそうなことも、難解な内輪ネタを混ぜながら愉快に(?)書いてあるのがすごい。わからないこともたくさんだけどここ最近の僕の愛読書になってます。詳しくはご覧になってください。

他にもベガルタ仙台の応援を漁ると出てくるのがYouTubeのチャンネルである「onlysendai」
(https://m.youtube.com/user/onlysendai)
ここのアーカイブの動画がすごい。どれも破天荒で熱い。せっかく動画で観れるので、それも書くより観た方が良いです。

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この2つのサイトを見てて思うのは、とにかく楽しそうだということ。ただあくまで断片的な情報をネットから仕入れてるだけなので、当時本当はどうだったかなんてわからない。けれども間違いなくこれらのネタをネットに放流した当人は楽しんでたはず。応援なんて報われたらラッキーみたいな儀式なんだから、やるならその過程はやっぱり楽しくありたいよね〜!

では仙台のゴール裏は今でもそんな感じなのかというとそれは知りません。なんか旧コアとバックスタンドで応援する人とで何かあったらしいです。(調べるのがめんどくさくなってやめた)。コア団体のブログも見つけたらと思ったら2011年にとある横断幕が原因でやめますと書いてそれっきり。そういえば2011年は柏もやらかして解散してたなあ(その後再結成してるけど)。
それまでいろいろすごいのを見てきたので、コア団体が横断幕で解散してしまったというのを知って驚愕。そもそも今挙げた2つのサイトでやってることを今のJリーグでやったらSNSネット警察によって灰になっても燃やされるほど炎上してたはずなので、それ故に「たかが横断幕で」という感は拭えない。本人たちが楽しいものとしてやってるものが側から見て嫌だったら「傷ついた!」「不快だ!」騒がれたら負けなこのご時世。この間のアウェーのマリノス戦では驚くべきアナウンスを思い出す。「あなたのその声援は、チームを鼓舞していますか?」的なアナウンス。横浜はヤジをも許さない街らしい。
ここ数年、仙台に限らずどこの応援もゴール裏からおふざけ要素が減ってきている気がする。柏のゴール裏もおふざけ要素がかつてに比べりゃ減ったし。昔は掲示板だけでやってたサブカルがSNSに移って大衆化した以上、時代の流れと言われてしまえばそれまでだけど。使わなくなったチャントの歌詞をもじった横断幕を作ってましたとネットに載っけたら炎上するっておかしくない?人種差別とかはまだしも野を超え山越えの後に相手チームを連想させる言葉を持ってきただけよ?

ああ悲しき1億総クレーマー時代。このままではサポーターは応援以外の行為が許されなくなってしまう。野次も飛ばせず応援以外するなって風潮はどう考えてもおかしい。まぁこれは日本全体の問題なんだとは思うけど、クレームにうるせーバカと言えるようにならないと。一億総クレーマー時代なら俺らもクレーマーになればいい。フットボールが勝負の世界である以上、相手より強くありたいし、相手のことはバカにしたいし、田舎には田舎と叫んでやりたくなるものである。そんで負けたら唇噛んで帰るだけ。
よく鹿島のジーコスピリッツと言われる勝負強さが話題になるけど、何してもどうにもならないサポーターの図太さ、インファイトスピリッツを今こそ見習わなくてはならないのではなかろうかも思うのでした。