That Means A Lot

ゆとり世代にゆとりなどない

結婚式を挙げました 〜実録!披露宴で少しだけハロプロを流した話〜

今年の2月に結婚式を挙げました。

自分の結婚式なんて、滅多にやれるもんじゃない。しがないサラリーマンにとっちゃ今後の自分のために人が集まるイベントはあと葬式くらい。超ビッグイベントである。それに葬式はやったかどうかすら記憶に残らないという点が大きく異なるし、折角あげたのだから記憶が残るうちに記録を残しておこうと思っていたのだけれども、気が向かないでダラダラ過ごすうちにCOVID-19によってだいぶ世界が変わってしまった。

それでも明けない夜はないことを信じ、またこの騒動が収束したあとに式を挙げようと考えている方達に、少しでも参考の足しにでもになればと思って、今回はBGMとして自分たちが選んだ曲と、そのライナーノーツを垂れ流しておこうと思う。

 

自分たちの背景はこんな感じ

・1993年生まれの新郎、1995年生まれの新婦

ハロプロが好き

The Beatlesも好き

・ゲストは親族と友人のみ(ただしハロオタはいない)

・新郎が初めて参加する結婚式が自身の結婚式

 

これにBGMは「ふたりの知らない曲は選ばないようにする」がコンセプト。

あとはハナユメの特典でピアニストがついて来た。

 

ちなみにハロプロの楽曲をもっと流した方の記事を参考とさせていただいた。

drifter-2181.hateblo.jp

kawaii-oishii.hatenablog.com

hello-buncho.hatenablog.com

 

* * *

1.フラワーシャワー

Coming Up / Paul McCartney

「もうすぐ」という意味そのまんま。挙式の後、屋外に出て改めてお披露目というシチュエーションで流れる曲ということで、いきなりブチ上げる訳でもなく、厳かすぎない「ちょうどよい曲」というのは、日頃意識して選ばないジャンルだけに結構難しかった。

 

2.ブーケトス

恋はアッチャアッチャ( instrumental) / アンジュルム

MVで挙式の場面がある曲なので、早い段階から候補にあがっていた曲。当初はフラワーシャワーで流す案もあったが、インド風トンチキソングという劇薬だけに敬遠し、代わりにガヤガヤしてて曲がそこまで目立たないブーケトスへ。ロッキンでアンジュルムがこの曲のインストで出てきたことにインスピレーションを受けてインスト版を採用し、トンチキ度を2割減とすることにも成功。ただしブーケトスからその後の写真撮影までずっとこの曲だったので、5ループくらいした気がする。

youtu.be

 

3.入場曲

私がオバさんになっても / 森高千里

新郎はTotoのChild’s Anthemが良いと提案するも、コンセプトから大きく逸れるためあっさりボツに。鉄板ソングを嫌うあまのじゃくが自分の首を絞めだが、最終的には誰もが知っていて意表を突けるだろうということでこの曲に。しかもアップフロントの先輩だもんね。余談だが、原盤を探すのにめちゃめちゃ苦労して、最終的には柏のボンベイの上にあるおっちゃんが一人で切り盛りしている妙な中古レコード屋で段ボールの底から見つけてもらった。値札のないジャケットを見て「800円だね!」って、基準はなんなの。

 

4.プロフィール紹介(ピアノ演奏)

Ob-La-Di, Ob-La-Da / The Beatles

日本ではCMや、某サッカーチームのサポーターに勝利のチャントにされたりしてますが、元々はデズモンドさんとモリーさんが出会って結婚して子どもを産んで~という歌です。

 

5.乾杯

We Are The Champions / Queen

乾杯の瞬間って、優勝したチームがトロフィーを掲げる瞬間に通じるものがあるよね。という安直な発想から。

 

6.ケーキ入刀

ハッピーサマーウェディング / モーニング娘。

この曲が出た当時、ちっちゃかった頃から自分の結婚式で流そうと決めていた。とは新婦の談。『父さん母さんありがとう 大切な人が出来たのです(やったネ!)』こんな曲を本気で流すのは感慨深かった。みんなの印象に残る場面を選ぼういうことでケーキ入刀の時に流してみると、ノリノリの手拍子から大合唱になったので驚いた。それならギリギリに悩んで外した「ザ⭐︎ピ~ス!」も流せばよかったよ。黄金期ってすごいね。

youtu.be

 

7.中座

・新婦

ハナミズキ / 一青窈

・新郎

Beautiful Days / 嵐

中座はそれぞれの母親を連れて抜けるという演出だったので、母親が好きな曲を選びました。そうです僕の母親は二宮担です。

 

8.中座中

ひとりぼっちの晩餐会 / 「美女と野獣」サントラより

美女と野獣(デュエットバージョン) / 「美女と野獣」サントラより

新婦が流したいといって譲らなかった曲を、他の場面じゃ雰囲気にそぐわないだとか言ってここに押し込んだ。自分たちは控え室でご飯食べてて式場にいないから聴けないのにね。ひどいことをしたもんだ。ちなみにこの時間にはプロフィールムービーも流したのだが、そちらはフリー音源の得体の知れない曲にせざるを得なかった。だって一曲流すだけで2500円も追加されるんだもん。無念。

 

9.お色直し後入場曲

46億年LOVE / アンジュルム

夫婦で大好きな曲なので絶対に流そうと決めていた曲。『愛は超える46億年』だもん。ハロプロを知っている人もそうでない人もこの曲を聴けば幸せになって優しい愛の時代が来ると僕は信じてやまない。実は式場見学した際、さりげない会話からプランナーさんに趣味を聞かれて、「夫婦でアンジュルム見てます」と答えたら、入場シミュレーションでこの曲が!その瞬間にここにしようと決めたのだからオタクってのはちょろい。というか全くもってさりげない会話ではなかったじゃないか。聞けばスタッフさんの中にアイドル好きな方がいて、その方に聞いたらこれしかないと言って車の中からCDを持って来てこの曲を流したとのこと。さすがすぎる。

youtu.be

 

10.手紙朗読(ピアノ演奏)

Maybe I’m Amazed / Paul McCartney

ビートルズの解散に直面し、すっかり気を病んでスコットランドの農場で酒とドラッグ漬けになっていたポールをずっと支えてくれた妻・リンダに捧げたこの曲。もちろん僕の人生はそんな壮絶なではないけれど、披露宴で感謝の気持ちを伝えるにはもってこいと早い段階からリスト入り。しかし式の数週間前に手紙を書くのは一般的に新婦であることが判明。つまり僕はそれまでてっきり新郎が書いて読むのだと思っていたのである。この曲がわかる人にはさぞかし壮絶な人生経験を積んだ花嫁なんだと誤解を生むチョイスである。

 

11.記念品贈呈

You Raise Me Up / Celtic Woman

新婦のセレクト。フルートの恩師(新婦は音大卒)に「表現力を高めるために聴きなさい」と勧められ、好きになったとのこと。確かに厳かなムードの中、相手方の母親に花束をお渡ししました。

 

12.両家退場

Somebody To Love / Queen

「幸せのおすそ分け」が出来ればなという意図から。正直一番「なんとなく」で選んだ曲だと思う。

 

13.送迎

Epilogue / 「La La Land」サントラより 

La La Land 好きなんですよ。特に終盤で全部の曲が繋げてうわーって流れるところで毎回泣いちゃう。ということでこの曲を最後に流して、走馬灯のように今日のことを思い出してもらおうと選んだはずだったのだが。なんと間違えた曲をリストに書いてしまい、40秒くらいの本当に「The End」のテロップが出る際の曲が流れてしまうという失態。今でも悔いが残る。

 

14.歓談中のBGM

・乾杯後

Let ‘Em In / Wings

Silly Love Songs / Wings

With A Little Luck / Wings

No More Lonely Nights / Paul McCartney

新婦がポール・マッカートニーが好きであること、原盤を式場へ渡さなくてはならないこと、なるべく一枚のアルバムから選曲してくれという数々の縛りから選ばれた楽曲たち。Wingsが軌道に乗った後のポールのラブソングは多幸感に満ちているので、実家から『Wingspan』を借りた。

 

・ケーキ入刀までの(ピアノ演奏)

Something / The Beatles

Here, There And Everywhere / The Beatles

In My Life / The Beatles

Blackbird / The Beatles

Across The Universe / The Beatles

 

・お色直し後(ピアノ演奏)

Strawberry Fields Forever / The Beatles

Oh! Darling / The Beatles

When I Sixty Four / The Beatles

Lady Madonna / The Beatles

ビートルズ好きであることは周知の事実だっただけに、逆に「コテコテな曲は流さない」「音源は使わない」という個人的な縛りのもと選曲。きっとピアニストの方は楽譜集めに苦労されたと思う。「Something」は歌詞と、ビートルズの4人がそれぞれ奥さんを連れて歩くMVから絶対に流すと決めていたけれど、それ以外の曲はピアノアレンジ映えする曲をYouTubeから選んだ。それにしてもどんなアルバムの曲でも大体はピアノのアレンジ動画があがっているのだから、ビートルズってのはすげえもんである。

* * *

 

式を挙げた後に外出自粛だなんだとなってしまったので、ゲストの方の感想を聞けていないというのはあるし、もう聞いても覚えていないって話になると思う。結婚式を挙げる人のシチュエーションなんてそれこそ十人十色だとは思うけど、お金も時間もかけて自分たちのためにプロデュースしたイベントであることは変わりはないのだから、躊躇せず妥協せず思い入れのある曲を徹底的に詰め込むべきだと思う。いま思えばもう少しハロプロ楽曲を増やしてもよかったなと思うくらいだし、アイドルにしろなんにしろ、ゲストが知っている曲なのか否かという躊躇いをまず捨てること。みんな実際そんなに気にしてないから大丈夫(のはず)。それでその中で1つくらい「この曲いいな」と思ってくれたら儲けもんじゃないか。

 

どうやったらこの記事に辿り着けるかはわからないけれど、未来の新郎新婦さんたちの参考の足しにでもなればと思う。